こんにちは、ティーダです。
今回は製薬会社に研究職として就職する上での、「学歴フィルター」について解説します!
私が実際に就活していた際の、就活仲間達の「出身大学」と「内定先企業」を観察する中で得られたリアルな情報を元に考察してきます。
私の大学そんなに頭良くないよ〜
という方も、現在籍大学に関係なく製薬研究職に内定できる裏技を紹介するので、是非最後までお読みください!
まだ製薬業界に詳しくない方は、こちらの書籍1冊買えば全てが分かるので超オススメです!
この記事を読めば、学歴なんかに関係なく製薬研究職を目指せるようになります!
他にも就活関連の記事を書いているので是非参考にしてください!
学歴フィルターって本当にあるの?
まず、結論から言うと、
製薬研究職での就活において、学歴フィルターは存在しません!!
しかし、
一定以上の大学を出ていないと製薬企業研究職にはなれません!!
つまり、自然に主要製薬企業の研究職には一定以上の学歴の人が集まります!!
それって結局、学歴必要ってことじゃん。。。。
残念ながら、そういうことですね。。。。
なぜ一定以上の学歴が必要なのか?
一定以上の学歴が必要な理由として、最も大きな理由は
「ちゃんと研究している研究室は、ある一定以上の大学に多く存在するから」
です。
研究職なので、ESや採用面接では研究内容を説明する必要があります。
そして、しっかり研究してきたことを面接官にアピールできないと研究内容で落とされます。
そのため、研究室で「しっかりした研究テーマ」を頑張る必要があります。
しかし、「研究をしっかりして、論文投稿や学会発表をして、研究費を取っている研究室」は一定以上の大学にしか存在しないため、面接を抜ける学生が一定の大学以上に自然に限定されていくという仕組みです。
ある会社は特定の出身大学を集める傾向がある
「学歴フィルターはない!」とは言いましたが、一部企業では、ある大学出身者が多いことから学歴フィルターがあるんじゃないかと噂される企業があります。
それが「エーザイ」です。
エーザイの新入社員はほとんどが東大出身で、他の大学の研究員が非常に少ないようです。
また、中外製薬やアステラス製薬も東大出身の研究員の割合が非常に高いです。
(中外製薬は東大以外もかなり多いですが。。。)
逆に、第一三共は様々な大学から優秀な学生を採用する傾向が高いようです。
また、地域性もあって、塩野義や住友ファーマでは阪大や京大出身の研究員が多いようです。
逆に、研究室からの推薦以外は採用しない企業として有名なのは、小野薬品やJTです。
製薬研究職での学歴 (出身大学) ランキング
それでは、「一定以上の学歴とはどれくらいなのか?」という疑問が沸いてくると思います。
そこで、以下のピラミッドに私が考える「製薬研究職になるために必要な学歴」と、「学歴に対応する入社可能企業」をまとめました。
中堅製薬企業:それ以外
出身大学だけでは完全には判断出来ないですし、もちろん地方国公立でも上位の製薬企業に入社する人などはいるので、あくまで”目安”として考えてください。
東大・京大・東工大
この2つの大学在籍者は、ほとんどの研究室でしっかり研究出来る環境は整ってるでしょう。
そして、ちゃんと就活できれば、どの内資企業の研究職でも狙えます。
旧帝国大 (東大京大以外) ・早慶
これらの大学の人たちも、ちゃんと研究しているラボを選んで、しっかり研究成果を出せれば、上位製薬企業に十分入社可能です!
しかし、研究室選びをうっかり間違えると後悔するかもしれないので、よく考えて研究室は選びましょう!
当ブログでもまとめているので是非参考にしてください!
地方国立大
こちらは、旧帝国大以外の国公立大です。
一部の有名ラボに所属して、研究を人一倍頑張って結果を出せば、上位製薬企業への入社も十分可能です。
しかし、有名ラボの数も少ないので、ラボ選びは慎重にしないといけません。
もし、学部の成績でラボを選ぶ順番が決まるのなら、最上位にいる必要があります (GPAとか大事)
MARCH・関関同立
非常に残念ながら、このレベルの大学にはほとんど上位製薬企業に入社出来るようなラボはありません。
(厳しいことを言うようですが。。。。)
中堅製薬企業ならば、その人の実力次第で可能ですが、売上高上位10社の製薬企業に入社することは非常に困難かと思います
しかし、「どうしても製薬研究職になりたい!!」という方は後で紹介する裏技を使用することをオススメします。
日東駒専・日東駒専未満
正直言うと、これらの大学からはどれだけ個人で頑張っても製薬研究職への入社は困難です。
なぜならば、バイオ系の研究をしっかりして、研究費を獲得しているラボが圧倒的に少なくなるからです。
一部の特殊なラボなら望みはあるかもしれませんが、それに希望を託すのはオススメできません。。。。
「どうしても製薬研究職になりたい」という方は後ほど紹介する裏技を使用することを強くオススメします。
出身大学に関係なく製薬研究職になる裏技は?
実は現時点で一定以上の大学に在籍していなくても製薬研究職になれる裏技があります。
大学院から上位の大学に編入すること
です。「学歴ロンダリング」とか言われています。
例えば、学部時代は「立命館大学」でも、大学院から「京都大学」の有名ラボに入学することが可能です。
そこで、バリバリに研究をすればどの企業でも入れるでしょう!
実際、私の同期でも5%位は大学院から別の大学に編入した人達です。
そして、大学入試で入学するよりも、大学院からの入学の方が遙かに難易度が低いです。
東大でも受ける学部を選べば、「45人/50人が合格」の合格率90%以上の学部などもあります。
【注意点】多分めっちゃしんどい
この方法の注意点は、大学院からラボを変えるため、修士卒だと約1年弱の研究で、すぐに就活が始まることです。
(博士に進むなら十分時間は取れます)
入学して直ぐに研究を形にする必要があるため、その1年間は人一倍研究を頑張る必要があります。
受け入れたラボからすると、修士ですぐ卒業されるのは快く思われないかも。。。
また、外部から学生を受け入れているラボの多くは楽なラボでないので、ラボとして研究活動が非常に忙しい可能性が高いです。
裏技とか言いましたけど、研究を頑張ることは必須なので、大変な道になることは間違いないでしょう。
しかし、出身大学には全く左右されない環境は得るためには必要な試練だと思います!
最後に
今回は製薬会社研究職になるための学歴について説明してきました。
結論は以下です。
製薬研究職への就活に学歴フィルターはないが、必然的にある一定以上の学歴の人だけしか製薬研究職にはなれない
そして、今回説明したのは「出身大学による格差をなくす」というスタートラインに立つための話なので、研究活動自体や就活時のES、研究発表はそれ以上に重要です。
私が使用していた最強の自己分析の本はこちらです。
自己分析は「自分のやりたいこと」を見つける為に非常に重要だと考えています!
就活のモチベーションを高める内資製薬の創薬力を学べるオススメ書籍はこちら!
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実際の就活自体のアドバイスについても今後記事で紹介していきたいと思います。
最後まで読んで頂きありがとうございました!
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