【研究職なんてならなきゃ良かった】製薬研究職になってツラいこと TOP3

製薬研究職の就活

こんにちは。ティーダです。

突然ですが、皆さん研究職になりたいですか? (特に現役学生さん)

実は研究職は、小学館が実施した「小学生男子がなりたい職業ランキング2021」で、芸能人や医者を押さえて、第5位にランクインしている結構人気な職種です。

製薬研究職になったら、

新しい発見をどんどんして、革新的な薬を作るんだ!

毎日新しいことを探す日々なんて刺激があって楽しそう!

という素晴らしい意気込み・希望の方が多いと思います!

でも、研究職って意外とツラいことも多いんです。。。
(もちろん他の職業にもツラいことはありますが)

そこで、今回は「製薬研究職になってツラいことTOP3」と、最後に「良かったことTOP3」を紹介したいと思います!

この記事を読んで、研究職を目指す方々の将来への不安や希望を明確なものにしてもらえると幸いです!



研究職のツラいことTOP3

①:基本的にずっと勉強しないといけない

当たり前ですが、全ての研究は日進月歩で、世界中の天才達がどんどん新しいことを見つけて毎日情報が更新されています。

そして、製薬研究はそんな最新の研究結果を理解して、薬を創る仕事なので、最新研究を常に勉強し、活用していくことが求められます。

そのため、ほぼ毎日勉強の連続です。

しかも、学校の勉強みたいに先生や教授が教えてくれることはなく、自分で論文や教科書を読んで学ぶ必要があります

しかし、リクルートワークス研究所の発表によると社会人になってから自主的に勉強する人は約33%しかいないそうです。
(参考元:https://www.works-i.com/research/others/item/180807_jpsedmanabi.pdf)

つまり、周りの別業界・職種になった友達は勉強してないのに、自分だけはほぼ毎日常に勉強する必要があります。
(終わりはありません)

これは人によってはツラいと感じると思います。

②:想像の20倍くらい薬を創るのは大変です!

もし、毎日真面目に勉強して、必死に研究して、一定の成果を出せても、それを薬にするというのは非常に高いハードルです。

会社にもよりますが、内資企業では年に1つの薬を上市することさえ、非常に限られた優良企業だけしか出来ません。

特に薬理研究をしている人は、その薬に自分が関われる可能性は非常に低いです。

その結果、退職までに自分の少しでも関わった薬が世に出るかどうか?という現状です。

薬という形を求める人にとっては、達成感を得にくい職場かもしれません。

もしかしたら、食品や化粧品、OTC医薬品なども比較的コンスタントに製品化に繋がる業界の方が達成感を得やすい可能性もあります。

③:思ったよりは安定してません!

製薬企業は安定していて、退職まで勤め上げられると思っているでしょうか?

実際はそんなことはありません。

今、国内製薬企業では「研究所は本当に必要なのか?」というプレッシャーがかかっています。

例えば、小野薬品工業の説明会において、自社創薬の生産性についての話題で、研究所の必要性について取り上げられています。
(参照リンク:https://www.ono.co.jp/sites/default/files/ja/ir/library/financial_results/presen/script_20210514.pdf)

実際、有望そうな薬の種をベンチャーから買ってきて、後期の安全性試験や開発だけ自社でやるという経営の方がグローバルスタンダードになってきています。
実際、その流れは国内製薬企業にも来ています。

実際、以下のデータによると、世界の現在の創薬開発品の中、80%はベンチャー発の薬です。

創薬開発のベンチャーの重要性
(転載元:経済産業省・厚生労働省 創薬ベンチャーの育成(案)(令和3年公開))
https://www.kantei.go.jp/jp/singi/kenkouiryou/iyakuhin/dai5/siryou1-3-6.pdf

つまり、せっかく製薬研究職として入社しても、研究所丸ごとリストラにあい、アカデミアの技術補佐員とかに転職しなくてはならない可能性もあります。

さらに製薬業界の現状については以下の本にも分かりやすくまとまっています。

製薬 大リストラ―週刊東洋経済eビジネス新書No.369 | 週刊東洋経済編集部 | ビジネス・経済 | Kindleストア | Amazon
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全てはまだ可能性の話ですが、今後10年20年先まで残っている内資製薬企業は確実に減っていることは確かだと考えています。

もし会社が残っていても、研究職では常に新しい頭を持った人材が求められるため、結果が出せなかったら別の部署や関連会社に異動させられます。

そうなると給与が下がる可能性もありますし、研究以外もやらなくはなりません。。。。

研究職の良かったことTOP3

さて、ツラいことをひたすら紹介した後で恐縮ですが、研究職で良かったことも話しましょう!

①:新しいことを勉強する日々は楽しい

毎日勉強することはツラいこととして上げましたが、個人的には、勉強して新しいことを学んでいくことは非常に楽しいことです。

特に最新の研究論文等を読んでいくと、今まで疑問だった点などを解明してくれる論文に出会えます。

さらに、日々勉強していく中、自分の成長を感じることで充実感を得ることも出来ます。

なので、興味があることについて自主的に勉強することが苦ではなく、製薬領域に興味があるならば製薬研究職はオススメの職種です!

②:ホワイトな企業 (研究所) が多い

別の業界に就職した友人と比較すると、「長時間の拘束」や「必要以上の成果主義」などのブラックな体質の研究所は少ないです!

なので、もし仕事とプライベートをちゃんと切り分けたい人にとっては、働きやすい職場なのかと思います。

③:福利厚生や給与は他業界に比べたら手厚い

やはり、給与や福利厚生は他業界の仕事に比べたら非常に良いです。

具体的には、「家賃補助」や「ボーナス」は国内でもトップクラスだと思います。

特に時給換算だと年収もかなり高いです!
外資コンサルなどでめっちゃ高い給与をもらっても、15時間/日とかで働きたくはないですね。。。

(参考記事:https://toyokeizai.net/articles/-/428017?page=3)

給与については以下の記事でも解説しているので是非お読みください!

最後に

研究職なんてならなきゃ良かったとは言ったものの、毎日そう思っているわけではなく、基本的には私は今の研究職を充実して結構楽しくやっています (笑)

なので、今回紹介したメリット、デメリットも人それぞれ感じ方はあると思うので、是非自分の生活スタイルとか性格を考えて研究職になるかどうかを決めてください!

もし、考えた上で、製薬研究職になりたいと言う方は私は全力で応援します!

最後まで読んで頂きありがとうございました!

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